イエスタデイ(2019)は、ビートルズが存在しない世界が舞台となっています。
もちろん、ビートルズを知らなくても楽しめる作品です。
しかし、ビートルズの事を知っていた方が、より楽しめる作品でもあります。
そこで、このページでは、ビートルズについて簡単に解説していきたいと思います。
ビートルズの活動期間
ビートルズ(The Beatles)は、1960年代から1970年代に活動していたロックバンドです。
世界中でこれだけの知名度があるのに、実は1962年のデビューから1970年の解散の約8年間しかバンドとして活動をしていないのです。
デビューから世界進出まで
ビートルズは、1962年10月5日にシングル「ラブ・ミー・ドゥ」でデビューをします。
デビューシングルでいきなり、ミュージック・ウィーク誌で最高位17位を獲得すると、セカンドシングル「プリーズ・プリーズ・ミー」がメロディー・メーカー誌でシングルトップ50の1位を獲得します。
この2曲でイギリスでトップクラスの人気を得ると、3枚目のシングル「フロム・ミー・トゥ・ユー」で7週連続1位、ファースト・アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」で30週連続1位という驚きの記録を樹立します。
さらに、自身の2枚目のアルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」で1枚目のアルバムの連続1位記録をストップさせるという偉業を達成します。
イギリスでは爆発的な人気を得たビートルズですが、実はアメリカではまだ大きなヒットを出す事は出来ていませんでした。
これには、アメリカの大手レコード会社と契約が出来なかった等の理由があると言われています。
その後、ライフ誌やニューズウィーク誌にてメディアに特集記事が組まれる等して、徐々にアメリカでの知名度も獲得していきます。
大手レコード会社との契約も無事済ませると、アメリカで販売されたシングル「抱きしめたい」がシングルチャート1位を獲得します。
1964年2月にバンドで出演したテレビ番組は「7200万人」の視聴者がいたと言われています。
アメリカで人気を獲得すると、そのままの勢いで6月からデンマーク・オランダ・香港・オーストラリア・ニュージランドでの世界ツアーの開催が決定しました。
解散
世界的人気・セールスを誇ったビートルズですが、1970年に解散をする事になります。
「ハリスンがクラウス・フォアマンをベースとしてバンドに加入させる」という噂を聞いたポール・マッカトニーがビートルズの解散を求める訴えを起こしたのです。
翌1971年3月12日に、裁判所がマッカートニーの歌を認めた事でビートルズの解散が法的に決定しました。
ビートルズの代表曲
Let It Be(レット・イット・ビー)
Hey Jude(ヘイ・ジュード)
Yesterday(イエスタデイ)