NEWS

映画『イエスタデイ』のトリビアをご紹介!!
 

■まさに…ザ・ビートルズ!!!と気づく様々なオマージュ
2504_d021_00294
作品の中では、ザ・ビートルズを彷彿とさせるシーンが所々出てくる。中でもわかりやすいのは、ザ・ビートルズの代表作『アビイ・ロード』の有名なジャケットに映る彼らの足元が頭にある人には、裸足と黒靴が映った瞬間、ピンとくるシーンが。また、主人公ジャックがお披露目ライブを行う海辺のシーンは、アップル・コアの屋上で行ったザ・ビートルズの最後の歴史的なライブパフォーマンスであるルーフトップ・コンサートのオマージュである。映画『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイト』(63)のファンが駆ける様子も完璧に再現されている場面も。その他、ジャックのデビューアルバム名として却下されてしまったタイトル『ホワイト・アルバム』は、実際のザ・ビートルズのアルバム『ザ・ビートルズ』の俗名であったり、様々なオマージュが盛りだくさん。

■歌詞のフレーズのヒントが所々に隠されている…!?
2504_d042_00091r
ザ・ビートルズがいない世界になってから最初の違和感が描かれるシーンは病室。「ホエン・アイム・シックスティー・フォー」のフレーズが使用されており、ジャックはまだ気づかないが、いつもなら反応するはずの親友エリーの変化が描かれている。そして、主人公ジャックがザ・ビートルズの楽曲を様々なヒントを元に、記憶をたどって思い出そうと奮闘する。そこからが怒涛の楽曲ヒントの嵐!「マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー」のフレーズは数学の教師である親友エリーを訪ねたシーンで。銀のカナヅチは振り下ろされることはないが、生徒からのヤジにイライラしているエリーをみて思い出す。その他にも、歯医者で思い出す「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」など、有名曲からマイナーな楽曲まで随所に散りばめられている。

■しれっと映るオマージュカットの数々
%e3%80%90%e3%82%b5%e3%83%965%e3%80%912478_fp_00506ar
冒頭、ジャックが街中で路上ライブを行っているシーンがいくつか映る。その時に何度も着ぐるみが映り込む場面があり、なぜ彼はこんなにも着ぐるみに見守られているのか…スルーしようと思えばできるものの、少し気にかかるシーン。「マジカル・ミステリー・ツアー」の着ぐるみを彷彿とさせる。また、ルーフトップ・コンサートのオマージュシーンであるライブ直前、一瞬扉を間違えるシーンがある。そのカットが映画『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイト』(63)のワンシーンと全く同じだそう。そして、ライブの場面ではさらなるこだわりも。実際ザ・ビートルズがライブを行った時、屋上の地面が整っておらず、木の板を敷いて演奏していた。本作でもよく見るとジャックが演奏している足元には木の板が…!ザ・ビートルズが大好きというリチャード・カーティスとダニー・ボイル監督のこだわりとあって、ありとあらゆる場面でマニアックすぎるカットが登場している。一瞬とあるシーンで映る“やかん”でさえも、もしかして…と感じるはず。

■エド・シーラン…!?
%e2%98%852504_d026_00583r_crop
本作の舞台サフォークは、実は本人役で登場するエド・シーランの出身。主人公ジャックの“売れなかったミュージシャンが世界で最も成功するエピソード”や“恋愛模様”について、エドがモデルになっているそう。そして、恋愛模様のモデルとなった、彼の妻チェリー・シーボーンも飛行機のシーンのキャビンアテンダント役でカメオ出演している。また、エドは本作に「One Life」、「Penguin」の2曲を提供しており、そのうちの「One Life」は書き下ろし。この2曲は映画のサントラ盤には収録されていないため、映画館でのみ、お楽しみいただけるので必聴…!

2504_d017_00148rv2_pr_lr_ubg_rgb

ザ・ビートルズトリビアのご協力者:
藤本国彦さん(ザ・ビートルズ研究家)、森嶋直紀さん(株式会社ヒューマックス 取締役シネマ事業本部長)